VB、DelphiからJava+Flex2にポーティング

ISIDのひがやすを氏の講演。


デモ形式でしたが、残念な講演になってしまいました。


途中で固まってしまう

無理やりEclipseをシャットダウン

Eclipse3.2の起動が遅い

無理やりEclipse切ったのでTomcatやH2がエラー

やけにいろんなプロジェクトでビルドがかかったり

FlexJavaの会話部分のジェネレートうまくいかなかったり


こうやってスペックの低いマシンで開発することによって
ボトルネックがわかったりする、なんていう話を織り交ぜながらも、
時間という制約にはかないませんでした。


ほんとあると思います。こういう局面。普段仕事してて。
お客さんに事象を説明するときとか。
で、次の日にやったら、サクサク動いたりするの。


VBDelphiも使ったことないのであまりピンときませんでしたが、
ドラッグアンドドロップで開発が出来る的なもの。
そういえばJSFもそんなことができるっていうのを
以前読んだことありますが、あまりやってる人を聞きませんが。


で、それをサクっとFlex2のコードに落としこめる、と。
何やらルノーがF1の車を設計するのに使ったソフトウエアを開発した
会社の技術を使ってというような話でした。
("うるま"というプロダクトなのですが、
オープンソースではなく、ISIDのプロダクトだそう。)


Seasarは最近ではホットデプロイとか便利なEclipseプラグインとか
結構前からいつか使おうと思いながらまだ使ったことありません。

メトリクスを使用したプロジェクト運営とソフトウエアエンジニアリングの実践

マイクロソフトの岩出智行氏の講演。


SIerのSEらしく、こんな講演も聞いてきました。


「測定されていないものは改善できない」 というスタンスの下、


とくかく測る(テストケース数や消化数やカバレッジや、、)。
多角的に測って単一リポジトリで管理する。
単体テストとして自動テストやるのなんて当然。
単一なメトリクス(局所的な)ではなく時間軸で。


マイクロソフトなので、随所にVisualStudioTeamSystemを持ち出して。


静的解析なんてのも話題に出てましたけど。
こういうの大事だよなぁって思うんですけど。


大概は、準備する人や期間がなくて。
どこのプロジェクトでも同じだと思うので、
会社として、、、なんて思ってしまったり。。

大規模ウェブサイトのスケールアウトモデル


mixiの最高技術責任者。バタラケスマ氏の講演。


# というか、バタラケスマってリングネーム的なのかと思ってたら、
# 彼はインドネシアからの留学生だったんですね。。
# ほんとに見た目は日本人みたい。。


mixiっていきなりブワーンってユーザやトラフィックが増えてったもんだから、
負荷の伸び方は予想できない。


で、今まで4CPUでさばけてたのが、40CPUなきゃさばけなくなったら、、、
と考えると、サーバー自身を増強するってのは限りがあるので、
マシンを増やせば(スケールアウト)、対応できるっていうアーキテクチャ


とにかく並べる、と。


で、その上でのテクニック。


キャッシュサーバーを階層化したり、
割り算した余りによってどのキャッシュサーバーに行くか割り振ったり。


でもって、割り振り方も
アルゴリズムベース
・マネージャベース
なんていう。


そしたら、マネージャDBもさらにハッシュマッピングだ、とか。


とにかく、並べて、いい感じに割り振る、と。


雑誌やウェブサイトでも手に入るような情報かなぁとも思いましたが・・・。

PlaggerによるRSS/Atomフィードのマッシュアップ

サイボウズラボの竹迫氏の講演。(Shibuya.pmのメンバーでもあるらしい)


Plaggerってのは、"それPla"ってやつです。


設定ファイル(YAML)に入力元や使う部品を記述して
コマンドラインから実行するといい感じに動く、と。


マイミクの日記やYouTubeの動画がGmailで見れる、とか。
なんつーか、自分の好きな形にデータを変換する、と。


Plagger使って寿司の出前頼んだりとか、
Plagger使って更新された情報をディスクドライブのイジェクトで知らせるとか、
他にも、とにかくユーモラスで楽しい講演でした。


Wiiのコントローラーを使ってるように見えました。


Plaggerは去年相当話題になりましたが。
perlに馴染みがないってのもあって、波に乗れなかったので。
なんかモヤモヤっとしてのがスッキリしたような気がしました。


Yahoo! Pipeも紹介されていました。
(会社の同期いわく、Web版Plagger。まさにそんな感じ。これならとっつきやすい。)
普段の仕事じゃ使わないんだろうけど、
土日にコッソリ触ってみようかと。。

JavaScriptの現在と未来

Shibuya.jsの天野氏の講演。同年代か年下だと思う。


今日一番興味深かった講演だった。


まず、プレゼンの資料がオールJavaScript
しかもなんか、ちょーかっけぇし。


普段何気なく使っているこの言語も、
クラスとかじゃなくって、 全てがオブジェクト⇒プロトタイプベース とか
変数のスコープの話とか、
良くも悪くも、なんというか言語自体がゆるくて、
"少数精鋭でやるんなら〜"的なところが
よく伝わってきました。


言語そのものが進化していってることや、
その界隈のことって、普段あまりウォッチしてないので、
非常に興味深かったです。


で、未来予想。
やっぱりマイクロソフトのブラウザシェアの牙城が崩れないとねぇ、、
っていう。


でも、これからはマルチデバイス(携帯とかカーナビとかからのアクセス)っていう
ことで、マイクロソフトの独壇場も崩れていくのではないか、と。


「勉強なんかいいっすよ。とにかく動くもん作っちゃえばいいと思ってます」的な。
そういうの。


確かにJavaScriptはブラウザとエディタさえあれば、
特別なランタイムやインタプリタも必要ないし。


なんかゴリゴリ書きたくなってきました。