今、開発者は何をすべきか?変化に対応し続けるシステム開発のヒント

野村総研の高山氏の講演。


野村総研では、オブジェクトワークスっていう、
プラットフォームとか、
フレームワークとか、
開発手法とかがセットになっているものを担いでいて、
高山氏は、それを現場に持ち込んで推進するような立場。
(結構、自分と似たような役回りなのかと思う)


会社レベルでこうやって担いでいるんだなぁと。


こういう人から、
・プラットフォームやフレームワークをイチからやってるほど時間ないでしょ?
・毎回イチから開発者に教えるの?
アーキテクチャ違うのに設計書の書き方は前のPJと同じなの?
・それで品質保証はできるの?
って言われたら、返す言葉がないのが正直なところ。


同じSIerとしての力量の差というか、
取り組み方の違いを感じました。


また、1回アーキテクチャを構築したら、終わり、、ではなく、
Javaのバッチや、内部統制向けにワークフローエンジン持ったり、
進化し続けてる。


現場に適したパターンを採用したり、
(P of EAAって本屋で立ち読みしたら訳がひどすぎて読む気しなかったので買ってないですが・・)
開発者がいつでも最新技術に触れられるようにDIコンテナ(Spring)を使ったり。


こうやってどんどんノウハウためていって
ガッツリした基盤を元にオフショアにバンバン発注してったら
成果上がるんだろうなぁと感じました。


ただ、その反面、このレール上で開発しなければならないんだろうし、
現場でやってる人の裁量権も狭くなっちゃうんだろうなぁと。


ただ、"常に進化してる"っていうところで、
ロードマップを示して、そこに進もう!って考えるプロセスって
とても興味深い。